株ってなあに?
1.株ってなあに?目次
株とは?
あなたや投資家が会社に資金を投資したことを証明してくれる券です。
これだけではイメージがわきにくいと思いますので、株のしくみを少しまじえて見ていきましょう。
まず始めに、株とは『株式会社』という会社だけが資金を集めるために発行できる特別な券です。
では、なぜ株式会社は株を発行するのでしょうか?

例えば、ある株式会社が新型テレビを製造販売する計画を立てました。
テレビを製造するためには機械や工場が必要になるので、多額の資金がかかります。
しかし、会社は多額の資金を持っていません。
もし販売されれば、その新型テレビは大人気になりそうなのに・・・
そこで株の登場です!
会社は自社のアピールをして、株を発行します。(この場合、新型テレビについてですね。)
それを見たあなたや多くの投資家が、この会社の事業は成功しそうだな!と賛同して株を買います。
別の言い方をすれば、「株を買うということは、その会社に投資した」ということになります。
こうして株式会社は集めた資金を元に機会や工場をつくり、新型テレビを製造販売して、利益を生み出すのです。
株のしくみ
株価はなぜ上がったり下がったりするのでしょうか?
株価の価値はその株を売りたい人と買いたい人の
割合で決まります。
例えば、ある食品株式会社の食品に異物が混入されていたというニュースがあったとします。すると、その会社の株を持っている人の中で、
「この会社の経営は今後悪くなって、株価も下がるだろうから、今のうちに売っておこう!」
と思う人が出てきます。
しかし、その一方で、
「この会社は実力のある会社だし、株価が下がるのは一時的なもので、また元の株価に落ち着くだろう。。
株価が下がっているうちに株を買っておこう!」
と思う人もいます。
逆にいいニュースの場合はどうでしょうか?
ある食品株式会社が健康食品を新発売し、その商品は大人気だというニュースがあったとします。すると、その会社の株を持っている人の中で、
「新商品のおかげで株価が上がってきたなあ。今株を売れば、買ったときより高値だし充分利益がでるから今のうちに売っておこう!」
と思う人が出てきます。
そして、その一方で、
「この会社はこれから経営が上向きになって株価はもっと上がりそう
だから、今のうちに買っておこう!」
と思う人もいるのです。
このように1つのニュースでも、考え方は人それぞれなので、同じタイミングでも株を売りたい人と買いたい人が出てくるのです。
そして、
売りたい人の割合が買いたい人より多ければ株価は下がり、
買いたい人の割合が売りたい人より多ければ株価は上がるのです。
株をするメリット
その1 配当金がもらえる
その2 株主優待がもらえる
その3 株売買での利益が得られる
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その1 配当金がもらえる
配当金は銀行に預金した時の利子のようなもので、『株を買う』=『その会社に投資する』ということですから、その会社の『株主』(株を持っている人のこと)になったあなたや投資家は、見返りとして、会社の利益の一部をもらえるのです。
これを配当金と言って、配当金は普通、年に1回(2回の会社も多い)株主に送られてきます。
配当金の貰える額が投資額の何%かを表すものを『利回り』(銀行の利子の利率のようなもの)と呼び、
配当金額は各会社や業績によって異なりますが、高い利回りの配当金を出す会社はとても多いです。
利回りの計算方法は、
配当金
利回り= 銘柄に投資した資金 ×100%
これで、利回りが投資資金の何%分かがわかるのです。
例えば、ローソンだと、
年間配当予想は1株90円(2006年2月期)で、
株価は、1株4,440円(2006年3月2日現在)ので、
配当金(年間) 90円
利回り= (1株)4440円 ×100(%)
これを計算すると、配当金の利回りは約2%となります。
ただし、配当金は毎年必ずもらえるものではありません。
配当金は会社の利益の一部として配られるものなので、会社が赤字の場合、配当金がもらえないことがあります。
また、会社があがった利益を、会社が成長するための設備投資や研究費などに当てることもあり、配当金が少なくなったり配られないこともあるので、その点だけ理解しておいてください。
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その2 株主優待がもらえる
株主優待とは、株式会社が株主に感謝の気持ちとして提供する、配当金とは別のサービスのことで、自社商品・食事券・割引券・入場券・お米券などがあり、優待内容は各企業によって様々です。株主優待を期待して株を購入する株主の間では、食事券がもらえる食品関係の優待が人気なようです。
株主優待は、年に1回~2回支配布する会社が多いですが、4回配布する会社もあり、その会社が定めている株数(大体は単元株の数)を、株権利確定日といわれる日に持っていた株主(株主名簿に名前が記載されている必要があります)に配布されます。
近年、個人株主を大切にする会社が増えたため、株主優待を実施する企業は900社を超えて上場企業の約4分の1にもなっており、今後、より様々な優待内容も期待できそうです。
株主優待は、一般的に大企業ほど株価が高いので投資効率が低くなりますが、利回りを計算すると、配当金よりお得な場合も多いです。ただし、株主優待はあくまで「おまけ」ですので、優待内容の変更や廃止の可能性はあります。
どの株式会社がどんな株主優待をしているかは、
・インターネット証券会社のホームページ
・株情報誌『会社四季報』、『日経会社情報』
・各株式会社のホームページなどで見ることができます。
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その3 株売買での利益が得られる
買った時の株価より高い株価で売った場合、その差額が利益になり、 これを『キャピタルゲイン』と言います。
会社の業績が上がれば株価も上がるので、業績が良くなりそうな銘柄を選ぶのが株取引の基本です。
株をするのにいくら必要?
テレビのニュースなどで、「今日の○○会社の株価は1100円で落ち着き・・・」など耳にしますが、
「じゃあ、その会社の株は、1100円で買えるんだ!」というわけではありません。
株は、好きな株数だけを自由に売買できるのではなく、各銘柄ごとに売買できる株単位が決まっており、100株、1000株などのセットで売買します。この、売買が可能セット株数の最小単位を『1単元』と呼びます。
例えば、
株価が1000円、『1単元』が100株の銘柄なら、
株売買の際の必要金額は
(1株あたりの株価)1000円×(1単元)100株の計算で、10万円からとなります。
でも、これから株を始めるのにいきなり10万円も投資するのはちょっと・・・
という方には、『ミニ株』や『るいとう』といった低額で売買できる株取引制度があるんです!
『ミニ株』や『るいとう』ですと、株売買を1万円程度から始められますが、手数料や利益を考えると、3万円程度で始めるのが理想です。
ただし、株取引は、あくまで余裕資金で行うのが原則ですのでご自分にあった投資資金から初めるのが基本です。
株はどこで買えるの?
株は証券会社で売買することができます。
証券会社は銀行などと同じ『金融機関』の仲間で、株取引をするためには証券会社の証券口座を開設しなければなりません。
証券会社によって取引できる方法は異なりますが、
・証券会社の窓口での株取引
・インターネットでの株取引(オンライン トレード)
・電話での株取引
などがあります。
最近では、手数料の安さや便利さから、インターネットでの株取引(=オンライン トレード)が注目を集めています。